愛知県豊橋市のヨガスタジオ-ヨガテリア代表SATORUです。
この記事では「むくみとは何か?むくみをヨガで解消する方法」についてお伝えしていきます。
スタジオには「むくみ」でお悩みの方がたくさん来られます。現代人は何かとむくみやすい環境で行きています。お酒のお付き合いなどもあるでしょう。今回、むくみとはどんな仕組みかを知って、適切に対処できる方法を知りましょう。
こんな方におすすめ
- 朝・夕、手足がパンパンにむくむ。
- ふくらはぎがむくむ。
- 顔がむくむ。
- むくみって何かを知りたい。
目次(クリック可能)
むくみ解消ヨガ【動画】
むくみとは「浮腫」と言います。
・夕方になると足がパンパンになっている。
・朝起きたら、顔が腫れたようになる。
それらは、いわゆるむくみです。むくみは医学用語でいうと「浮腫(ふしゅ)」と言います。血液の中の水分が、細胞と細胞の間に流れ、そこに溜まっている状態といえばわかりやすいでしょう。
その水分は、実は老廃物なんです。本当ならその老廃物を回収して、血液とともに流してしまいたいのですが、むくみとは、この老廃物が溜まっている状態です。
どうして、むくむのか?
血流の悪さ
「血流の悪さ」が原因の一つです。
長時間のデスクワークの方は、椅子の座面により膝裏・モモ裏を圧迫し続けたまま、ふくらはぎも固定して動かさない状態となります。当然身体の血流は悪くなり、むくみやすくなるというわけです。
長時間の立ち姿勢が続くことも、重力によって、水分が下半身にたまりやすくなるため、むくみを引き起こしやすくなります。
水分不足
水分不足がむくみの原因となります。どれだけ水を飲めば良いのか?というのは多くの論争があります。2Lとか1Lとか。ここで僕がどれだけの水を飲みましょうとは言い切れませんが、全く飲んでないでむくんでいる人はきっと水分不足です。
普段、あなたがどんな食生活で食材からの塩分や水分量をどれだけ取っているかはわかりませんので、水の量を何リットル飲めば良いかは難しいところです。
ちなみに「水」を飲みましょう。ジュースやお茶よりも「水」が良いです。その理由からもヨガテリアでは「常温の水」を置いてます。
月経周期のホルモンの関係
月経前には、水分を身体に溜め込みやすくなりむくむ事があります。
こちらも読まれてます。
塩分の取りすぎ
塩分の取りすぎがむくみの原因となる事があります。
身体には、塩分を一定の濃度に調整しようとする働きがあります。そのため、塩分の高い食物を取りすぎると、身体が体内の塩分濃度を薄めようとして、水分を溜め込みます。これがむくみとなる仕組みです。
お酒を飲んだ翌日
お酒を飲んだ翌日は顔もむくんでいますよね?
アルコールを分解するには水が必要です。むくんでいるというのは、身体の水分不足です。特にビールは、利尿作用も強くどんどん水分が体内から出て行きます。
お酒を飲むときは、塩分の高い食べ物を取れば、さらにむくみは加速してしまいます。
僕もよく経験します。
ストレス・睡眠不足
ストレスや睡眠不足もむくみを起こす原因となり得ます。
むくみを解消するには?
むくみを解消するには、上記で挙げたむくみの原因を作らない事が理想的です。
むくみ解消の理想
・塩分の高い食べ物を控える
・水を飲む。(お茶でもなく)
・アルコールを控える。(飲酒時は水も飲む。)
・ストレスを貯めない。
・十分な睡眠を取る。
などですが、それは理想です。僕もわかってはいても、仲間と飲みに出たり、美味しいご馳走をたらふく食べてしまって、翌日顔がパンパンにむくんでいることもあります。
むくみを解消するヨガのポーズ
むくみを解消する方法として、むくみにくい身体を作っておく事が大切です。特に「ふくらはぎ」は第二の心臓と言われるくらい、血流アップに欠かせない部分です。
ふくらはぎをしっかり動かすと全身の血流が上がり、むくみを解消する役に立つでしょう。
足首回し
↑ヨガのポーズではないですが、ヨガテリアではほぼ必ずこの動きを行います。クルクル軽く回すのではなく、じっくり丁寧に「ふくらはぎの筋肉」を使っているのです。
ウッターナーサナ(前屈)
↑前屈はモモ裏もふくらはぎもストレッチがかかり、血液が流れます。
ダウンドッグ
↑かかとをマットに蹴り出す事で、ふくらはぎの筋肉を使えます。何度か爪先立ちになって。「かかとを浮かせては下ろす動き」を繰り返すともっとふくらはぎに血液が流れます。
まとめ:むくみをヨガで解消しませんか?
カンタンにまとめます。
むくみとは医学用語で「浮腫(ふしゅ)」と言います。なんらかの原因で、水分が細胞と細胞の間に溜まってしまい、老廃物が流れてない状態です。
高塩分の食べ物やアルコールや、ストレスなど、その原因自体をなくすのが理想ですが、それが難しいから悩んでおられると思います。
今回ご紹介したヨガのポーズ以外にもむくみ解消効果がある動きがたくさんあります。日頃からむくみにくい身体を作るためにもヨガは最適です。
SATORUより重要な事。「下肢静脈瘤について」
ここに記事を書いている僕自身、むくみに悩まされていました。みなさん、「静脈瘤」ってご存知ですか?
特にふくらはぎにできやすいのですが、血管がボコボコと浮き上がるんです。僕は小学校の時におばあちゃんの足に静脈瘤がたくさんあるのを見て、なんだろうと思っていました。
数年後まさかそれが自分の足にできるとは。それは僕が20代の若さでありながら、暴飲暴食&不摂生&ストレス生活を続けていた時にできたものです。
今は、ヨガティーチャーですし、人よりは健康的な生活を送り、一般人よりは健康な身体があります。しかし、20代に 出来てしまった「下肢静脈瘤」は消えることはありません。
一度それが出来てしまうと、もう消えません。正直、美しいものではありません。これが女性に出来たら僕よりももっと気になさるでしょう。
同じ思いをして欲しくなくて、これをお伝えしています。後日僕のふくらはぎの「下肢静脈瘤」を写真に撮って見せますね。
共感したあなたに
この記事に共感していただいた方がいれば、すごく嬉しいです。毎月数回、ヨガにまつわることをメールで発信しています。
もしあなたが忙しくて、ヨガのことが気持ちから離れてモチベーションがダウンしそうな時も、あなたの手元に何らか背中を押すメッセージが届きます。
(解除はいつでもカンタンに出来ます。)