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チャレンジするということ。
チャレンジすること。それは「出来ないかもしれないこと」じゃないとチャレンジとは言えないかもしれませんね。
ここ数日のことをお話します。僕の事ですが、いつか本を執筆できたらいいなぁと思っていました。ずっとずっと思ってただけ。じゃ、どうやったら本が書けるんだろうか?知らない人がほとんどだと思います。僕もよく知りませんでした。
知らないことは誰かに聞くか、スマホで調べればなんとかなるものです。早速調べて調べまくって出版企画書というものを書く必要があるんだなと、知ることが出来ました。
そして書き方も調べて書きました。
どんな出版社に送ればよいかも調べました。そして封筒に入れて、まず10通ほど用意しました。この文章を長くしたくないので、淡々と書いてますが、ここまでで10時間くらいかかっています。単純作業ではないし、やはりドキドキするし、ビビってしまうから、なんらか肩に力が入ったりして、エネルギーも消費してました。
ついに明日、投函します。本当に、本当に返信が全く返って来ないかもしれない。返ってきても、僕の望まないような内容に変更してくれって言われるかもしれません。そして話し合いになったとしても、うまくまとまらないかもしれない。それに、もしうまく行ったら今度は激務になってしんどくなって、後悔するかもしれません。
本が出せたとしても、僕の本は売れなくて恥ずかしいかもしれない。(ちなみにもちろん、ヨガの本です。)
不安なんてドンドン襲ってきますね。だってチャレンジですからね。僕のお話は一旦ここで終わります。
ヨガインストラクターのオーディション
これは、そのまたちょっと前のことですが、僕のインストラクター養成講座の修了生2人が、とあるヨガのオーディションに応募しました。
横浜ヨガフェスタというアジアで最大級のヨガイベントの「トライアルクラス」という新人発掘オーディションです。
新人の先生でないと申し込めないのです。僕は数年前に確か、ヨガのインストラクター歴が1年ちょいで申し込みました。もう心臓バクバクで相当にビビりながら。
その代わり、その後は「僕はヨガ歴1年弱であのオーディションに申し込んだよ!」なんて言って、少し自分の自信になっていました。
今回の修了生の2名にそのオーディションを紹介したところ、彼女たちはインストラクター歴1年未満で申し込んでしまいました。当時の僕よりも身近いキャリアなのに、チャレンジしたんですね。その時点で僕を越えてます。結果は、1次通過した人もいましたが、2人ともオーディションには落ちました。
しかしね、申し込む事がすごいんですよ。僕の時は、本当に脚が震えそうになったんですよ。ありもしない不安ばっかり考えて。
・応募したってみんなに伝わって、馬鹿にされたらどうしよう。
・他の応募者がもっとレベル高かったらどうしよう。
・落ちたら自分の自信がなくなって凹んでしまうんじゃないか。
とかね。
彼女ら2人は僕より短いキャリアでオーディションにチャレンジしました。これはきっとヨガに限らず、オーディションて申し込む時には「自分と向き合うこと」になります。
□どんなヨガが好きなのか?その理由は?
□そのヨガをどうやって開催しているのか?
□当日はどんなヨガをしたいのか?その理由は?
□他の先生とはどんな違いがあるのか?
□今後はどんな夢があって、どうやって叶えたいのか?
□日々、それに向かって何をしているのか?
などなど、いろんなことも聞かれるかもしれません。上記の質問「ヨガ」ってのを外して、あなたの仕事に置き換えて考えてみても良いですよ。^^ドキッ!っとしませんか?^^
チャレンジは自分のキャパを超えたものだから、不安がよぎります。不安がよぎらない人がいたらそれは素晴らしいことですが、ほとんどの人は不安にもなり、弱気にもなり、引き返そうかと頭によりぎる事もあります。
結果は、うまく行かないかもしれない。成功はしないかもしれない。だけど、彼女らの周りの他の修了生らはそのチャレンジによって何らかの感情を動かされたようです。
そして、チャレンジした2人自身が一番わかってると思いますが、充実してるし成長してます。
僕も彼女らのチャレンジ精神を見て、出版企画書を書きました。すごくドキドキします。
人が成長するには、「環境」が必要です。環境とは、設備などの物理的な事を思いかべる人が多いと思います。しかし、本当に大事な環境は「人」です。人は人によってこそ磨かれます。チャレンジする人の周りの人は、チャレンジするようになります。
もし彼女らが、「失敗しなさそうならやります精神」だったら、充実感も成長もなかったし、周りに与えるポジティブなエネルギーもなかったのかなと思いませんか?