愛知県豊橋市のヨガスタジオ-ヨガテリア代表SATORUです。
この記事では『心の状態は体に影響する。「プラシーボ効果」』についてお伝えしていきます。
僕は正直、「疲れが体に出ている」なんて、「言い訳」として捉えていました。過去に自分が体調を壊した時も、は周りの人から「疲れてたんだね。少し休めば?」なんて言葉をかけてもらっても、そんなの「なぐさめ」だと思っていました。
そんな言葉に甘えてはいけないし、体調管理できなかった自分を責めていました。でも・・・そうではないんです。今日は「心」と「体」の関係を、「プラシーボ効果」という言葉を元に解説します。
こんな方におすすめ
- 常にどこか体調が悪い。
- ずっと心が晴れない。
- ストレスが慢性的に溜まっている。
- 身体のあちこちが痛い。
目次(クリック可能)
プラシーボ効果とは
「プラシーボ効果」とは薬の実験の話で聞く言葉です。
薬を開発するときは、治験(実験)を行います。100人の人に薬の効果を実験するとして、50人には本物の薬。残りの50人には偽物の薬(小麦粉)を飲んでもらいます。
ここでミソなのは、みんなが「本物の薬だと思って飲んでいる」と言うことです。
そうすると、本物の薬を飲んでいる人は何かしら薬の症状が出るのは当たり前ですね。
しかし、偽物の薬を飲んでいる人の中にも「本物の薬を飲んだ効果」と同じ効果が現れるのです。
簡単に言うと、風邪の人に、「これよく効く風邪薬だよ」と言って、それっぽいカプセルの中に小麦粉を入れて飲んでもらったら、その人の風邪が一機に治る。
ということがあるんですね。まさに「病は気から。」人間はその気になれば体が反応するんです。
そしてもう一つ重要なことを付け加えたいです。
本物の薬を飲んでた人は、もちろん効果が出るのですが、その効果が「薬の効果」なのか、「プラシーボ効果」なのか判断がつかないと言うことです。
風邪の例を出しましたが、他の病気でも同じことです。薬以外でもそれは同じことが言えます。
人間は「心」を完全に分離して考えられない。
人間はそもそも、感情がある以上「心」を体と別には考えられません。
「病は気から」なんて、気休めだと思っていた僕ですが、ヨガをして、そして、少しずつ学ぶ中で、それは科学的にも言えることなのだと知りました。
少し話は派生しますが、占いを完全に信じている人は占い師が「今年、病気になる」といえば本当に病気になることがある。
逆に「今年、病気が治る」と言えば治ることがあります。
パワースポットに行けば元気になる。これもそうかもしれません。しかし、神社や、山のパワースポットには、科学的にも磁場ができているなど、本当に何かパワーがあるのかもしれません。そして、人間の「気持ち」が影響した「プラシーボ効果」かもしれません。
それは、現状誰にも判断がつきませんが、そこは今あまり重要ではないです。「心」が体に影響します。これが大事なことです。
心とはすなわち自律神経。
心とは、自律神経に直結しています。心が乱れていると自律神経も乱れています。自律神経が乱れていると、心も乱れています。これは必ずです。
自律神経が乱れると体に悪影響を及ぼします。詳しいことは他の記事で紹介しています。そちらを参考にしてください。
こちらも参考に
「自律神経が乱れると〇〇な症状が起こります。」などと様々、言われていますが、正直、何が起こってもおかしくないと思っています。
もちろん癌などの大きな病気にもなります。
自律神経を怒らせてはいけない!
と言うのは僕の口癖のような言い回しです。本当に自律神経が乱れていたら、どんなことが体に起こってもおかしくありません。
いつもどんなことを思っていますか?
あなたはいつもどんなことを思っていますか?突然、とんでもない質問してすみません。
こうやって聞くと、「何も考えてません」と言う人がいますが、正直そんな人はあまりいないと思います。
もちろん世の中には超ポジティブでいつも楽しいことを考えている人はいるでしょう。そうであれば、僕が今日言ってることは聞き流してください。そんな方には必要がないかもしれません。
ではもしあなたが、いつも不安や、ネガティブなことや、焦立ち、怒りを感じていたら、それを解放する必要があります。先ほど、説明したように、人間は「心」が体に大きな影響を与えます。
不安や、ネガティブなことや、焦立ち、怒り。それが体に不調を与えていてもおかしくはないですから。
プラシーボ効果も利用しよう!
心が体に悪影響を与えることがあるのなら、
逆もしかり!
良いイメージを体いっぱい使って持っていれば、良い効果も現れますよ。ヨガで深い呼吸をして、体が温まって行く時、なんでこんなに気持ちがいいんだろう?ってくらいに幸せを感じたことはありませんか?
大切なのはあれです!
自分てこんなにも温かくて幸せな存在。素晴らしい毎日!そう思うことで「プラシーボ効果」を体に起こしてみませんか?
(学術的にそれをプラシーボ効果と言うかはわかりませんが、一般人がイメージしやすいと思います。)
まとめ:心の状態は体に影響する。「プラシーボ効果」とは?
カンタンにまとめます。
「心」と「体」は繋がっています。それを証明する代表に「プラシーボ効果」があります。お薬の例で言うと、本当はお薬出なくて小麦粉を飲んでいても、病気は治ってしまう。という現象です。
人間は気持ちが体に影響します。それは無意識でも同じです。あなたの体の不調・痛みは、「心」が影響しての事かもしれません。そうなるといくらお医者さんに行ってもなかなかよくならないでしょう。
僕は「心」の状態が変わると「体」の状態も改善している生徒さんをヨガでたくさん見てきました。
SATORUより重要な事。
「心」と「体」は繋がっています。そんな少し怪しいスピリチュアルな事、僕自身が一切信用していませんでした。しかし、本当に人の気持ちや感情が「体」に影響しています。
薬に関しては、本当に薬が効いたのか、プラシーボ効果なのか?なんて僕には証明できません。そんなことは、学者さんに任せましょう。
心の状態で病気になったり、体に痛みが生じるのなら、逆も同じです。心の状態を思いっきりよくして、不調を改善してしまえるはずです。痛みが消えるはずです。
ヨガのポーズは体にすごくいいです。そのポーズだけが体に良いのでしょうか?きっと違います。ポーズと心の両方が体に良い効果をもたらしています。
ヨガをどんな気持ちで行っていますか?「できないなぁ」「私って硬いなぁ」「みんなうまいなぁ」なんて思いながらやっていませんか?
僕がレッスン中に、「目をキラキラさせて!」と言ってるのは、冗談ではないんです。^^
いつも眉間にシワを寄せてポーズを取っている生徒さんを見て、思いついた言葉なのです。
僕はレッスン中には心理的に、自己肯定感が高まる言葉をチョイスしています。その言葉の中でヨガを行うと、必ず心に影響します。
最近は、それに気づいた他のインストラクターさんが僕に教えて欲しいと言ってくれてるのがすごく嬉しいです。
こちらを参考に
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