一番頼れる存在とは?

SATORUブログ

【身体と心の関係】己こそ己の寄るべ。釈迦の法句経より。

愛知県豊橋市のヨガインストラクター&心理カウンセラーのSATORUです。

昨日、プライベートにてあるセミナーに参加しました。

目次(クリック可能)

薬師寺長老 山田法胤 × mixs. 松本孝一

両氏による、『身体と心』についての講和でした。正式名称を覚えてなくてすみません。

 

薬師寺(山田法胤)×MIXEセミナー会場にてSATORU

↑自撮りとかする気分ではなかったのですが、プライベートブログがあまりに少ないので少しでもと思いまして。笑

会場は豊橋市のホテルアークリッシュでした。近場であったため、急遽、参加することができました。

この広い会場に全国から300名近くの方がお越しでした。

 

年齢層は高めでしたね。落ち着いてて、上品な雰囲気の方達ばかりでした。混み合うエレベーターも譲りあい、「何階ですか?」なんて会話も自然にしながら。

こんな雰囲気にいると、心も柔らかくいられますね。これは大事なことです。

 

薬師寺(山田法胤)

↑最初は奈良の薬師寺長老のお話でした。

仏教の教えをわかりやすくお話していただきました。

 

薬師寺(山田法胤)×MIXE

↑後半はmixs.松本氏と薬師寺長老の対談でした。台本は一切ないのだそうです。それにしても松本先生はお話が面白いです。僕は一時期は可愛がっていただいて、コメダコーヒーで長い時間、マンツーでお話もしていただいてました。コーヒーは2杯は奢ってもらっていた。

その時に先生の基本コンセプトは聴かせてもらっていました。すごく共感したし、僕と似ていた。(生意気ですみません。似てるなんて怒られそう。)

 

薬師寺(山田法胤)×MIXE2

↑途中ピアノ演奏もあり、穏やかな雰囲気の会場。

 

己こそ己の寄るべ。

講和の途中で出てきた言葉です。実はこれ、僕が19歳で知った言葉でした。誰の言葉かも知らなかったのですが、魅了されてすぐに暗記しました。

 

『己(おのれ)こそ己の寄るべ。己をおきて他の誰に寄るべぞ。良く整えし己こそ、まこと得がたき寄るべなり。』

 

↑この文章だったと思います。もう少し続きますが、19歳の僕が惹かれたのはここでした。いや、今でも惹かれています。

これはお釈迦さんの法句経の言葉なんです。

意味は、「自分こそが一番頼れる存在だ。自分をおいて、他の誰に頼るのか!?良く整った自分こそ、他には得られない頼りどころだ。」

という意味です。

 

良く整った自分。それは心身が良く整った自分ですね。このマインドがないと、一生幸せになれない。ヨガテリアのコンセプトも同じです。

 

ちなみにあなたは、お釈迦さんて、実在した人物であることを知っていましたか?僕は知りませんでした。

仏像というか、架空の神様みたいに思っていましたが、実は歴史上の人物です。そして、仏教の創始者でもないんです。ニュアンスでいうと、「哲学者」です。

なので、宗教も関係なく、誰にでも取り入れやすい言葉を残されています。人間の本質であり、真理を説かれてるんですね。

 

身体には病気を治す力がある。

良く整った身体には大病をも治してしまう力があります。こんなことを言うと、胡散臭いと思う方もいるかもしれません。

しかし、セミナーには実際に来られていますし、僕も、お医者さんには一生良くならないと言われて回復した方を何人も見ました。

パーキンソン病・線維筋痛症・全身アトピーなど。

 

それらの人たちは、自分の身体の中の治癒力を使って回復されています。実は特別なことって何もされてません。健康的な体操。そして正しい呼吸と正しい立ち方と歩き方それが大事なんです。

 

呼吸も姿勢も正しい方法を知らない人が多いんです。僕も知らなくて、ずっと自己流で試行錯誤し、研究してました。そしてたどり着いたのが、「形」ではないと言うこと。それが今の僕の答えです。

もちろんある程度は「形」は習得する必要があります。

 

では何が大切なのか?「人」です。あなたがどんな気持ちで呼吸するのか?誰と呼吸するのか?どんなことをイメージして呼吸してるのか?

 

その根本にはあの言葉。

『己(おのれ)こそ己の寄るべ。己をおきて他の誰に寄るべぞ。良く整えし己こそ、まこと得がたき寄るべなり。』

 

これが重要になります。あなたはあなたの身体を良く整えて信じるべきだし、整った呼吸を使うべきだと思います。

これをしっかり使った上で、治療や薬の力を借りるべきだと言えます。

 

最後に

僕はこれまでヨガと心理学を実践してきました。呼吸の力や、そこに働きかける言葉の力に気づかされることがあります。

人を苦しめているのがご本人自身であることも良くわかってきました。そしてそれを緩める方法も少しずつ知りました。

 

これらはどこにも載ってないし、誰も教えてくれなかったけど、実践して掴んだものです。人には自分の病気も治してしまう力があります。それは事実だと思います。

逆に言うと、自分を病気にしてしまう力もあります。それが意識的なのか無意識的なのかは別として。

 

ヨガテリアはヨガスタジオなので、ある程度は健康な人が多いと思います。しかし、やはり生徒さんの顔や身体を見ていると、苦しそうだなぁと思うこともあります。

呼吸が浅いなぁなんて思うことは毎日のようにあります。

 

「ヨガは形だけではないんです。」なんて定型文のようにヨガインストラクターは言います。もちろんその通りです。それは素晴らしいことなのですが、じゃ、形以外に何を毎日伝えているのだろう?と、僕は僕自身に厳しく問いかけてきました。

 

その一つの答えが身体の不調が改善することです。痛みが消えることです。もちろん全ての病気が気持ちと呼吸で改善るとは言えません。しかし、どんなに治療を続けても、薬を飲んでも改善しなくて、そして原因が不明の身体の不調がある方は、本人の身体の力を使うことで改善することがあると思います。

これに関してはもっと順序立てて、解説して発信する必要があるなと、この文章を走り書きながら思いました。

 

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  • この記事を書いた人

SATORU

ヨガスタジオ-YOGATERIOR 代表 「身体と心の両面を整えるヨガ」をコンセプトに活動。2015年よりアジア最大級のヨガイベント「横浜ヨガフェスタ」講師を担当。現在、全国各地でワークショップ・講演を開催中。ロータスエイト(東京ヨガスタジオ)オンラインヨガ「自己肯定感が高まるヨガ」毎週㈫担当中 /スタジオ経営者/ヨガインストラクター育成講師/心理カウンセラー/ヨガ×心理学ヨガリボーン考案者/美姿勢ヨガライフ考案者 著書(電子書籍):生徒の心に響く「ヨガ誘導の言葉」がある。

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