愛知県豊橋市のヨガスタジオ-ヨガテリア代表SATORUです。
今日は、「自己開示とは」について、ヨガインストラクターという僕の仕事と絡めてお話しようと思います。
目次(クリック可能)
自己開示とは
自己開示って言葉を聞いたことがありますか?
カンタンにいうと、自分のことを話すんです。人々に開示するんです。どんなことを開示するかは、その時々によります。
一般的には、何かプライベートなことや、内面的なことを「打ち明ける」ようなニュアンスで使われます。あなたは、自己開示が得意ですか?不得意ですか?
逆に、知り合った人には、自己開示されたいですか?されたくないですか?
ヨガインストラクターと自己開示。
あなたがヨガの生徒だとして、ヨガインストラクターには自己開示してほしいですか?して欲しくないですか?
して欲しくないと答える人もいるかもしれませんね。
「ヨガのインストラクターが自己開示して何になるねん!レッスンだけしてくれよ!」
なんて思う人・・・います?笑。いたら怖いなぁ。
ヨガインストラクターとはどんな仕事?
ヨガインストラクターとは、ヨガを指導する、レッスンを行うのが仕事です。当たり前ですよね。じゃ、レッスンでポーズ教えて終わりでしょうか?
それでいいと思う方は、このブログ、すっごくつまらないかもしれません。でもここまで読んでるってことは、
ヨガってポーズだけじゃないんじゃないか!?
って思ってますよね。あなたが生徒であってもすでに先生であっても。
ヨガは、身体も大事です。そして心も大事です。身体と心って繋がっていて、そのつながりを無視していた結果が現代の「病気でなくて、健康でもない」という人を増やしてしまったんではないでしょうか?
少し話がずれかけてるので、インストラクターの仕事に話を戻します。
僕の視点ですが、インストラクターの仕事は、「身体と心の窓口」になることです。ヨガインストラクターの役割って実はすごく広くて、全部を得意になるって正直無理です。
ただ、大きく「身体と心」に分けて、そのどちらもの「窓口」となれれば良いかと思います。「窓口」ってどんなのか説明します。
まず、身体で説明するとわかりやすいです。身体って疾患じゃないけど、調子悪い時ありません?それを相談できるのが身近なヨガインストラクターです。
どうにもこうにも治療が必要であれば、お医者さんや治療家など、専門家に任せる。
これが「身体の窓口」
では次、「心の窓口」ちなみに皆さん、心って相談できます?友達にも話せない悩み相談はどこにします?実際、行くとこないですよね?
心理カウンセラーがその役割なのですが、どこに行けばいいかもわからないし。まだまだ行きにくいし、遠い存在でしょう?
これ、心の相談はヨガインストラクターが少し乗れるといいですね。ほんの少しのスキルでも十分。そして、本格的なケアが必要になれば、心理カウンセラーに任せる。という形。
それがヨガインストラクターは「心の窓口」となるという意味です。さて、話を「自己開示」にまで戻します。
「心の窓口」となるヨガインストラクターは自己開示ができた方が良いです。これ絶対に。(なんでもかんでも喋りなさいって事ではないですよ。)
自らが自己開示することによって、生徒さんも自己開示しやすくなります。そして、自己開示したことが、人に良いパワーをあげられたとしたら、自分自身もすごくパワーをもらえます。
シンプルに言うと、幸せになります。これは僕自身の経験からも言えます。
実際、僕のヨガインストラクター養成講座の受講生には、ヨガレッスン前は1分は何か自己開示できると良いよ、と指導しています。
「自己開示」と言っても、ヘビーな事ではなくて良いです。^^ 昨日作った料理の話とか、最近欲しいもの。とかそう言うのでも十分です。

日常の、普通の事で良いと思いますよ。
生徒さん側としても、チラッとそう言う話あった方が、気持ちがホッコリしませんか?
実例:SATORUが自己開示すること
僕は結構「自己開示」バンバンします。いや、もちろん恥ずかしいですし、言ってしまってからちょっと恥ずかしくて言いすぎたなって思ってる時もあります。
SATORU自己開示ポイント
・仕事の価値観
・家庭環境
・過去の恋愛
・今の価値観
・自分の性格
・夢中になってるもの
・自分のこだわり
・プライベートでの出来事。
・自分の喜怒哀楽
・青春時代のこと
・今の友人との関係
・自分の短所
・自慢したい事
おお!我ながらなんでも話してる笑。このブログにもっと具体的な話を書いてもいいのですが・・・。うーむ。書くかどうか考えとこう。
自己開示することで
自己開示するかしないかっていうのは、その人の性格にもよります。僕は、比較的最初から特に恥ずかしくもなく言ってしまえる性格でした。
だけど、流石に、ヨガレッスン前にそんな事を話すなんて昔は思っていませんでした。初めて、過去の話を生徒さんの前でしてしまった時のことを今でも思い出します。
レッスンが終わって、自己開示的をしたことについて、「言わなきゃよかったな・・・。」なんて思っていました。しかしその後で、一人の生徒さんが
生徒さん:「わたしも似たような事を経験しています。実は・・・」
とお話してくれたんです。自己開示した内容が、家庭環境なのか仕事の人間関係なのか、ちょっとここでは言えませんが、結構なヘビーな内容です。
生徒さんはその事について、誰にも話しておられなかった事です。「墓場まで持って行こうと思っていた内容」のお話でした。誰も理解してくれないだろうと思われてて苦しかったと思います。最終的にその生徒さんは、
生徒さん:「自分だけじゃなくてよかった。気持ちが楽になりました。」
と安心されていました。僕はびっくりしました。もちろん良い意味で。なぜなら、自分が経験した事を、話すことで、誰かが幸せになることがあるんだなと知ったからです。
自己開示が自己肯定感を高めるというゴールデンパターン。
ちなみに、僕は性格が結構変わっていると思います。笑。子供の頃からそう言われるので、きっとそうなんでしょう。
僕はこれまで生きてきて、その「変わってる」ということが辛い時もありました。苦しくて、自分の性格を嫌になった時もありました。
しかし、今は、その変わってる性格により、人の役に立てているんだと感じられる時が一番幸せです。
自分が生きてきた人生は自分だけのものです。その人生を生きてきた事を他者に「自己開示」した事で、他者が幸せになることは、僕自身が「SATORUとして生まれてきた事で、人の役に立てたんだな。よかったな。」と思える事なんです。
これは僕の方程式ですが、
自己開示 = 誰かが幸せ = 自己肯定感が高まる。
これが成り立つんです。人はそれぞれ感じ方がありますのでs、必ずしも皆さんにも当てはまるものではないです。しかし、きっと同じ方程式が成り立つ人もいると思いますので、心に少しでも響いた方は胸の片隅にでもこの方程式をしまって置いてください。
※自己肯定感・・・自分を認めて受け入れてること。
ヨガインストラクターが天職だと言い切っています。
僕は、ヨガインストラクターが天職です。これは、他人が僕を見てどう思うかは関係ありません。僕より優秀な人がいても、人気な人がいても。それは関係ありません。
僕自身が天職だと思えるかと言うことです。僕はヨガインストラクター以外に考えられません。その理由は、先ほど挙げたことが大きいです。
自己開示 = 誰かが幸せ = 自己肯定感が高まる。
この方程式がある限り、一番幸せ指数が高い職業が僕にとってヨガなんです。散々、ヨガインストラクターとしてのお話をしてきましたが、これはどんな職業の人でも同じです。
「自己開示」と言うのは、無理のない範囲で行なって行くと、それが平気になります。例えば、胸の奥にしまいこんでいたマイナスなことも、口に出して行くことですっと軽くなって消えていきます。
その自己開示した事で、誰かと仲良くなれたり、誰かの気持ちを楽にしてあげられた時、自己肯定感が上がります。
その辺は心理学を学べば身につきます。
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