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ストレートネックとは
ヨガスタジオ-ヨガテリア代表SATORUです。
この記事では、「ストレートネック」とは何か?そしてヨガが有効であることをお伝えしています。
特に首こりを解消してくて困っている方は必見です。その首こりはストレートネックを改善しないと、いくらマッサージでもんでもらっても根本解消は出来ないからです。この記事を読めば、ストレートネックがどんな状態かを知ることが出来ます。
こんな方におすすめ
- ストレートネックって何かわからない。
- 自分はストレートネックなのかが知りたい。
- ストレートネックの何がダメなのか知りたい。
- 首こりを解消したい。
↓こんな人見かけませんか?きっとすごく多いです。
ストレートネックとは、頭がニューっと前に出た状態を言います。上の画像は、首が斜めで提灯(ちょうちん)みたいに常にぶら下がった様な状態です。
実は健全な状態の首の骨(頚椎-けいつい)は、S字を描いています。S字を描くことで、頭は身体の真上に位置することができます。つまり、ストレートネックは、S字を失って、提灯(ちょうちん)の様に頭が前にぶら下がってる状態です。
ストレートネックって聞くと、首がまっすぐだからいいんじゃないの?って思いませんか?正直、僕は初めて聞いた時にそう思いました。「ストレート」という意味は、首の中の骨の図を見るとよくわかります。
正常な首は、S字を描いていて、外から見たら、まっすぐなんです。
ストレートネックは、首の骨(頚椎-けいつい)のS字が無くなりストレートとなり、頭が前方に飛び出した位置に来ている状態。
人間は、足の真上に頭があるからこそ、発達した重い頭を楽に支えることができるんです。しかしストレートネックでは、首・肩・背中が常に緊張を起こすことになりますね。
ポイント
美しくない。
そして健康を害す。
それでもあなたはストレートネックを放っておきますか?
ストレートネックを放っておくと
先ほどあげた、首こり・肩こり・背中のハリ、はもちろんのこと。
神経の圧迫から、手足の痺れ、頭痛も引き起こします。また、バランスを崩して前のめりであると、膝関節にも負担がかかります。
ストレートネックは放っておくと、とんでもないことになるのですが、多くの人は、自分がストレートネックであることに気づいていません。なぜなら、正面から見ても分からないからです。
ダメ押し的にもう一つ、女性にとっては切実な問題です。「美しくない」と言うことです。そして進行すると老けるのも早いです。
ストレートネックはネックというだけに、「首」ばかりを見てしまいがちです。ここで全身を見てみると、あることに気づきます。
人間は全身で頭を支えるためにバランスを取っています。
本来、背骨は美しいS字でバランスを取れば、体はまっすぐなのですが、ストレートネックを放っておくと、その頭を支えるために、背中も腰も丸くなります。
↑もっとわかりやすく言うと、この状態になりやすいです。こんな姿勢になって早くなりたい人がいるでしょうか?
ストレートネックのチェック方法
理想の立ち方
昨今は、ほとんどの人がカメラ付きのスマホを持っています。自分の立っている姿を「横から」撮影して見てみましょう。※他人に撮ってもらうことをおすすめします。
その際、理想は、くるぶし・膝・大転子(骨盤の真ん中)・肩・耳が縦に一直線。かつ、腰が強く反っていないこと。
案外、頭が前に来ている人が多いと思います。程度差はあれ、頭が前に出るのはストレートネックの可能性が大です。
(ちなみに、壁に沿って立ってみましょうというチェック方法がありますが、壁に沿って立つとどうしても「腰が反る」ので、そのチェック方法はあまりおすすめしません。
ただ、それを理解した上で、目安として、お気軽に自分でもストレートネックのチェックをするのなら、壁を使うのは有効かもしれません。厳密に言うと、後頭部は少し隙間が空くはずです。)
ヨガの基本の立ち姿勢
タダーサナ(マウンテンポーズ)です。実は、ヨガの立つポーズは、上記の理想の立ち方と同じです。
上記は僕の画像ですが、完璧ではありません。完璧にできる人はいません。お腹の奥の筋肉を使えないと難しいので、ヨガでも、日常の中でも常に練習しています。
ヨガを練習することは、正しく立つための「身体を作る」と言うことです。ストレートネック改善にも有効です。
ストレートネックとなる原因
日常生活の様々なシーンがストレートネックを作ってしましいます。
- ・パソコン
- ・スマホ
- ・お料理
- ・読書
- ・高枕
↑それらの時間を減らせれば良いのですが、なかなか難しいですね。
ストレートネックをヨガのポーズで改善。
ストレートネックは、病気ではありません。よほど重症でなければ、病院にっても、何も処置がしようもないです。改善を望むのであれば、胸を開いて、首の筋肉を動かしていくことが必要です。
体幹に力がなことも大きく影響しているので、その「身体を作る」ことが必要です。ヨガのポーズはすごくよくできています。下記はストレートネックにおすすめのポーズのほんの一例です。
↑頭を首の筋肉の片方だけで支えているんです。意外と、首の筋肉が衰えてる人にはできません。
ただし、首に違和感があったら、傷める危険があるので下を向いて楽にしましょう。
↑背骨を反らせているだけではなくて、胸を開いてます。このポーズで張り詰めてる背中の筋肉を使います。そして血流をアップさせます。ストレートネックで疲れた背中が楽になります。
ポイントは少し顎を引きます。
↑同じく胸を開いて、アゴを引きます。首の筋肉がないと頭が後ろにだらんと落ちてしまいますが、意識して顎を引きます。首の筋肉を鍛えられます。
ヨガのポーズはすごく有効です。ヨガで身につけた身体で、普段の姿勢でもそれを意識すればもっと効果が高いです。
毎日の姿勢の意識が一番重要です。ヨガを毎日している人でも、どう考えても、普段の生活時間の方が長いですよね?
ストレートネックの原因は、首だけではありません。辿っていくと、お腹の奥の筋肉とお尻の筋肉が衰えてしまっていることです。
普段からお腹の奥とお尻の筋肉を意識して「立つ・歩く」ができていると、ストレートネックにはなりにくいです。
姿勢とは意外と奥が深いです。
僕も、姿勢の悪さで体調不良を起こし、苦しみました。ずっと研究していて、それをプログラムにまとめています。多くの人が結果を出していますので、気になる方は「美姿勢ヨガライフ」をご参考にしてください。
参考
おすすめ
鋤のポーズ
たまにヨガの鋤のポーズを「ストレートネックを助長する」と不安になる方がいますが、そんなことはありません。確かに形だけ見れば首が丸くなっていますが、そんな短絡的なことではないんです。この状態は重力に反する力が働いていて、首周り肩周り背中の筋肉を鍛えながらにストレッチ出来ます。終わった後は首周りもスッキリ。
関連
首周りをほぐすヨガ【動画】
↑首周りの疲れを溜めないようにしましょう。週2くらいでやってみてください。
おすすめ
⇒YouTubeヨガチャンネルでヨガライフをスタートしましょう!
「ストレートネックをヨガで改善」のまとめ
さて、今回は、「ストレートネックをヨガで改善」をお伝えしました。一番お伝えしたかったのは、ストレートネックって、「自分では気づかない」と言うこと。そして、いろんな身体の不調の原因になっていること。老けやすいこと。(これきついですよね。)
一度、誰かに頼んで、自分がまっすぐ立ってる(つもり)ところを画像に収めてもらいましょう。きっとショックを受ける方が多いです。
「他人はあなたのその姿をいつも見ています。」少し怖くなったところで今回の記事を締めさせていただきます。^^
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